待ってました、サイドソリスティア “選ばれし者” 第8章。
会ってきました、セイルのお母さんに……!
まず、第8章のタイトルは何になるのかがすごく気になっていて、“H”から始まる単語をいろいろ考えてたんですけど、なぜか“Home”とか“Hometown”は思い浮かばなかったんですよね。
そうだ、“Hometown”だ。なんでわからなかったんだろう……もう、これしかないですよねぇ……。
その“Hometown”、血盟教団の故郷といわれている“灰照の尾根”。
人が住んでるような住んでないような、生きてるような死んでるような、現実のような幻のような……。そんな、ちょっと不気味なのにどこか美しいと思える景色に、足を踏み入れた瞬間に見入ってしまいました。
逢魔と行き来するポイントに浮かぶのは…文字?なのでしょうか?


この章で登場した「オクトラⅡ」の主人公はキャスティ。真っすぐな言葉も響きましたが、セイルの分のお薬を持たせてくれたのがとても…良かったですね……。慈愛に満ちた人だということが一発でわかりました。
過去の記憶が無いらしい…ということだけ知っていたのですが、セイルとの会話を聞いていると、意外と声が明るいし、前向きだし、よく笑うんだなと思いました。
旅に出て間もない頃、自分が何者なのかわからなくなってしまっていたセイルの、もっとずっとしょんぼりしていた様子を見ていたので、余計にそう思ったのかもしれません。
セイルの旅路に現れた「オクトラⅡ」の主人公たちは皆、セイルにとって必要な言葉や考え方を、それが最も必要なタイミングで与えてくれたなあと思います。パズルのピースがひとつずつ、パチッ、パチッとハマっていくような感覚がありました。
“もうひとりのヒカリ”の存在や、キャスティの“エイル薬師団”の所業などは「オクトラⅡ」をプレイするときに初めて知りたかった気もしますが、彼らがセイルのパズルの欠けたところにピッタリ合う形をしているかどうかは、この最低限の情報がないとわからなかったかなとも思います。


そういえば、第8章のはじめにテメノスが再登場したことに驚いたんですけど、テメノスがセイルと別れたあとで「もう会うこともないかも〜」と言っていたのが気になりました。どうしてそんなことを……?
えっ、テメノスってまさか「オクトラⅡ」のストーリーの中でいなくなっちゃうとか……ないですよね……?? それともセイルのほうがこれからいなくなっちゃうかも……ってこと………??


ソワンの旅の結末を、隣で見届けられたのもよかったですね。
はじめは逢魔に入ることすらできなかったソワンが、なんとかしてリュードを助け出そうとする姿、ソワンからリュードへの力強く前向きな言葉の数々。時間をかけて、ここまで一緒に歩んできたからこそ、それらはきっとセイルの心にも響いたと思います。
そして、ここでアヴァルと再び戦うことになるとは……!


バトル開始時に表示された“ブレイクにも抗う”というのがよくわからなかったんですよね。ブレイクできないのかと思いきや、普通にシールドを削りきったらブレイクできましたし……。
剣以外の弱点は回数制限があるのを忘れてしまったり、ステッドのサポートアビリティ“血の制裁”の反撃でブレイクしてしまったりと、うっかりミスをやらかしながら、ギリギリ全滅寸前で勝利できました。
この言葉も気になりましたね。まるでアヴァルは“抗うことができなかった”…みたいな。もしかしてアヴァルも“器”候補だったとか……?
“血盟の洗礼”は欲望に作用すると言っていたので、アヴァルには“征服欲”があるということになるのかな。…というか、こちらでも“欲”の話になるのかあ……。
この、ドサッと倒れて天を仰ぐ様子も、なんか良かったなあ。今になって、アヴァルのことももっと知りたくなりました。
敵側のキャラクターの背景や心情にも思いを巡らせたくなるのが、「オクトパストラベラー」シリーズの好きなところです。
最後はやはりノーマと……戦うしかないんですね……!


リザルト画面が出なかったので、代わりにパーティ編成画面を貼っておきます。シールドを1枚ずつしか削ることができないので、ナールのような連撃技をもたないキャラクターをもっと入れて活躍させたらよかったなあと思いました。
アヴァルもそうでしたが、ノーマ戦でもあまり複雑なギミックは使われなかった(と思う)ので、久しぶりにシンプルに戦って勝てたような気がします。そりゃまあ、リュシアンより手強いなんてことはないですよね……!


セイルが私を倒さないなら、私がセイルを倒す…とノーマは言っていましたが、きっとノーマにそんなつもりはないんだろうなと思いました。↑このセリフだって「仲間たちと一緒に生きなさい」に聞こえますもんね……。


とどめを刺す直前に、戦いは終わりました。
………




「終」の文字を見たとき、ふーーーっとため息がでました。なんとも言えない余韻にひたっています。
— だしまきたまご (@dashimaki_tmg77) 2025年1月18日
落ち着いたらまたブログに感想を書こうと思いますが、とりあえず……おつかれさま、セイル。
私はサイドソリスティアの“選ばれし者”の物語が好きです。 #オクトラ大陸の覇者 pic.twitter.com/B6MxssU62V
いや〜〜〜〜………


セイルが一度、「なにもかも捨ててしまおうか」と口にしたときはとても胸が苦かったです。しかしそこから「自分の心に嘘はつけない」と、自らの運命に立ち向かうことを選んで、全身でぶつかっていった姿が強く心に残りました。
クリア直後はもう「何も言えねぇ」状態でしたが、こうしてブログを書きながら振り返って、少し整理できた今、セイルに思うことは……
「あなたを誇りに思います」 ノーマと同じ気持ちですね。
でも、セイルのことを勝手に“選んで”おいて、最後は「なにもかも、嘘だった」なんて……ひどいだろ……つらいわ………。
“神の血”の因果を断ち切り、“大いなる意思”から解放され、運命と決別できたのなら、ここからは本当に“セイルだけの旅”が始まると思うんですけど、セイルはまず、何を“選ぶ”のか………
つづく………!!
いや〜〜本当に、サイドソリスティアの“選ばれし者”のストーリーは、章を追うごとにどんどん引き込まれましたね。正直なところ、最初はこんなにハマると思っていませんでした。
「終章」を経て完結となるのか、新たな長編ストーリーが始まるのか……待ってます!!
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最後まで読んでくださってありがとうございます◎